飯沼飛行士記念館
世界記録をもつ飛行士の生家で
壮大なロマンにふれる
飯沼飛行士記念館は、平成元年4月、安曇野市出身の飯沼正明飛行士の生家に建設されました。
飯沼飛行士は昭和12年4月、朝日新聞社機「神風」号で東京—ロンドン間(15.357km)を94時間17分56秒(実際の飛行時間は51時間19分23秒)で飛行し、当時の世界記録を打ち出しました。この快挙に日本国中が沸き、飯沼は大西洋横断を成し遂げたリンドバーグと共に世界的なパイロットとして賞賛されました。
記念館では当時のさまざまな資料を展示し、彼の偉業を今に伝えています。
もうひとつの「神風」物語
太平洋末期の「神風特攻隊」よりも以前に大空に飛び立ったもうひとつの「神風」号をご存知でしょうか。
小学生の頃から飛行士になることを夢みていた飯沼正明は、倍率50倍ともいわれる逓信省委託学生の試験を突破し、平成7年から朝日新聞社で民間航空操縦士として活躍しました。
当時、日本を賑わせていたのが、アジア−ヨーロッパ間の飛行スピードの新記録樹立でした。フランス航空省がパリ−東京間を100時間以内で飛行できたものに対し懸賞金を出したことでも多くの関心が集まりました。
朝日新聞社でも挑戦を決め、紙上で大記録へと挑む飛行機の愛称を公募。全国53万通のなかから「神風」号が選ばれ、その飛行士に飯沼正明が抜擢されたのです。
施設紹介
当時の面影を残す飯沼の生家建つ記念館
施設は全国の賛同者、豊科町、朝日新聞社のご支援で、築120年の飯沼の生家に建設されました。白壁、瓦葺きの建物で、当時の面影を残しています。館内では写真や新聞記事ほか、遺品、手紙などを展示しています。
利用案内
開館時間/休館日/入館料
開館時間 | 午前9時〜午後5時 |
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休館日 | 月曜日、および祝日の翌日、12月28日〜1月4日 |
入館料 |
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所在地/連絡先
住所 | 〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高3888 |
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TEL | 0263-72-9045 |
アクセス |
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